YOLO向け学習用画像+ラベルの作成
USBカメラで静止画を撮影し、画像の中からYOLOに学習させたい領域を指定し、ラベルを作成する手順です。
環境
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Ubuntu on Virtual Box
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USBカメラ
静止画の撮影
Virtual Boxのメニューから、デバイス
>Webカメラ
>使用したいカメラ
を選択します。
アプリケーションからCheese Webcam Booth
を起動すると、キャプチャ映像が表示され、カメラの正常動作が確認できます。
静止画はfswebcam
を使い撮影します。
sudo apt-get install v4l-utils fswebcam
fswebcam -r 1920x1080 img001.jpg
YOLO向け学習ラベルの作成
labelImg
を使いました。
インストール・実行方法は以下の通りです。
sudo apt-get install pyqt5-dev-tools
sudo pip3 install -r requirements/requirements-linux-python3.txt
make qt5py3
python3 labelImg.py
GUIにより、画像から学習させたい物体の領域を1枚1枚指定していきます。YOLO向けのラベルデータ出力のためには、Save
ボタン下のPascalVOC
をクリックし、YOLO
に切り替えて保存していきます。
Open Dir
で画像が入っているフォルダ、Change Save Dir
でラベルデータを入れるフォルダを選択します。
その後以下のコマンドを繰り返します。
w:領域の選択開始
>Space & Enter: ラベルの選択
>Ctrl+s: 保存
>d: 次の画像の読み込み